月別アーカイブ: 2013年9月

地元堺市でワークショップやります

こんにちは。

書道用品専門店の大阪教材社 盛喜(もりき)です。
今日はお知らせがあります。

大阪府・堺市内で書道のワークショップをさせていただきます。

場所は堺東のカフェ「紙cafe」さん、古民家チックでいい感じの隠れ家的なお店。
アクセス
http://kami-cafe.jp/access.html
店内はこんな感じ
http://kami-cafe.jp/space.html

日程は11月30日お昼14時~

書道に興味はあるけれど、教室に通うのはちょっと敷居が高いとお考えの方が対象です。
タイトルは「2時間でマスターする 自分の名前を筆文字で上手に書く方法(仮)」

目的は、書道の普及活動と堺市内の商店街を(少しですが)盛り上げるため。
募集は10名以内の少人数制で、会費は2500円を予定しております。

年賀状を手書きで書いてくれる人が増えれば嬉しいな~
正式に決まりましたら、改めてご案内いたします^_^



朱墨のルーツ

列国期の肉筆資料、侯馬盟書(東周時代の祭祀関係遺跡で発見された盟書)は朱で書かれています。

まさしく「血」の赤色がルーツになっていると考えてよいでしょう。
なにしろ文字には呪術的な色合いがかなり強いのです。
生け贄の血で書かれても不思議なことではありません。
血液もまた、動物のいるところならどこにでもあるごく自然な色だったのでしょう。

この流れは現在、朱墨や印泥(書道などで印を押すときにつける印肉や朱肉のこと)というかたちで墨の黒とともに脈々とつながっているのです。
侯馬盟書

大阪教材社(大阪府堺市の書道用品専門店)
〒599-8272
大阪府堺市中区深井中町1994-3
TEL 072-277-1237
FAX  072-277-6301
moriki@osakakyouzai.com



文人の書とは

文人の書とは、詩人や作家、芸術家や僧などの書を言います。

文人が描いた絵は文人画と呼ばれています。
文人画の特徴は、色彩感覚よりも墨の色やフリーハンドの筆のタッチを重んじ、自然に生じる品格を大事にしたもので、文人の書にも通じます。

文人の書には高い見識、鋭い感性、自由な表現力が感じられます。
特に 良寛富岡鉄斎高村光太郎會津八一といった人たちはすぐれた文人の書を残されています。
ネット上でも作品を見ることが出来ますので、よかったらご覧くださいね。

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龍門造像記の法帖は

龍門造像記の法帖は、結構いろいろ出版されています。

基本である原碑の原拓を最高としますが、原拓をもとにした法帖を選ぶべきです。
値段的に手軽に購入できる市販の龍門二十品といえば、二玄社さんと清雅堂さんから出ています。

二元社出版としては、「書跡名品叢刊」の龍門二十品上龍門二十品下の2冊がオススメです。

いずれも質のよい原拓からの印刷ですから安心して購入することができます。

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文人と猫毛の筆

江戸時代、文人のあいだで猫の毛が流行ったことがあるそうです。
文人たちは「玉毛」と呼んで好んだとか。

この頃は現代ほど羊毛の筆がなく、鹿やタヌキの毛の筆が主流でした。
鹿やタヌキの毛は正しく整った上品な書に向いています。

猫の毛はかなり書きにくく、思いもよらない線になったりします。
文人にとっては整った字が書ける鹿などの毛よりも、猫の毛を面白いと感じていたようです。

 

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1文字で表現する書道

石飛 博光, 仲川 恭司, 蔵元 訓征共著の「一文字ART」「二文字ART

動画にあるように右ページに楷書・行書・草書・篆書体・隷書体を古典から抜粋されているので、分かりやすく参考にできます。
王羲之・王献之・智永・顔真卿・懐素など。

左ページには作品例が掲載されています。

書道展、学生さんであえば文化祭の作品のヒントになるのではないでしょうか?
見ているだけでも楽しい一冊です。

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禅者の書をご覧になったことありますか?

禅者の書をご覧になったことはありますか?

日本では、大燈国師、一休和尚、白隠、良寛、仙崖が有名です。
禅者には3タイプあるそうです。

1.学芸的な知性的禅者 良寛がそのタイプです。

2.したたかで勢いが激しい意思的禅者 大燈国師、白隠

3.行動や考えが何の障害もなく、自由で伸び伸びしている奇知の禅者 一休和尚、仙崖

そんな禅者のキャラクターを比べて鑑賞するのもおもしろいと思います。

良寛
画像は良寛の書

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金文に合う筆とは?

金文の臨書には短鋒の筆がおすすめです。
穂が短いと、線の太さが平均でバランスを保つことが出来るからです。

墨は濃く磨ると、線に厚みと粘りがでて、金文の雰囲気をより引き立ててくれます。
金文をもとに創作する場合は、そのようなこだわりは必要ないと思いますが。

青銅の器や石や瓦の文字には、にじみもかすれもありませんが、宣紙や画仙紙に金文のように創作するときは自由ににじみもかすれもあってOKです。

金文 - 金石文の略。金石文は金文と石文を総称していて、銅や鉄などの金属に刻まれたのが金文。
石や陶器や塼などに刻まれたのが石文。これを対象にした学問を金石学。

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顔真卿の古典について

顔法とは、顔真卿の書法という意味。

「祭姪文稿」は真跡の伝わった名作ですし、真跡の伝わらない「争座位文稿」「祭伯文稿」が草書まじりの行書の古典として有名です。

顔真卿は、楷書もたくさん書いています。

楷書では「顔勤礼碑」「顔氏家廟碑」「多宝塔碑」「東方朔画賛」「麻姑山仙壇記」などがよく知られています。

忠義堂帖」、これは南宋の劉元剛という人が、顔真卿の書を集めて刻した帖です。
原刻本はないですが、50近い顔真卿の書がおさめられていたのではないかと言われてます。

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蘭亭硯について

書道をされる方にとっては、蘭亭といえば王義之の名作を思いうかべると思います。

蘭亭は亭の名で、あずまやのことで、
眺めのよい庭園と樹林につくられた風雅な建物。

蘭亭硯は、王義之の蘭亭におけるパーティーの物語「蘭亭曲水ノ図」が彫られた硯です。

うららかな空の澄む、気分のよい日だったようです。
曲水というのは、庭園や樹林や山麓を曲がりくねって流れる水のこと。
そういう気分のよい風景をのぞみながら、宴をはれば「曲水の宴」となります。
これは蘭亭だけのことではなく、古代の朝廷の好きな年中行事だったそうです。
3月3日の節句の日に、朝臣たちが曲水のほとりに並んで、上流から流される杯が、自分の前を通り過ぎないうちに詩をつくらないといけませんでした。

王義之たちのそういう風景を刻んだのが蘭亭硯です。
蘭亭硯