月別アーカイブ: 2014年8月

書道具を大切にする心

メジャーリーガーのイチロー選手に関してこんな話しがあります。

あるアメリカのメーカーがイチローにスパイクを使用してほしいと申し出たことがあったそうですが、今使用している日本製のスパイクが新品を使用した瞬間から使用しやすく、自分の体にフィットしているとの理由から、決してそのメーカーに変える事はなかったのです。
自分が信頼する作り手がつくるものしか使わない、これは今でも一貫しているようです。

また、イチロー選手は勝っても負けても試合が終わってロッカーに戻ると、必ず自分のグローブの手入れをします。
彼は、子供の時から、普通の子供が持たないような本革の高価なグローブを使用していました。
その頃から道具を大切に使う習慣が身についていたようです。

アメリカの大リーガーは、自分のグラブをおしりの下に敷かれても文句は言わないそうですが、イチローは自分の道具を尻の下に敷かれたら監督でも許さなかったそうです。
バットに付いてもうまくいかなかったときに、決してバットを折ったり、道具にあたることは無いのです。

道具に対する礼、道具をつくってくれた職人さんに対する感謝する気持ち。
目には見えませんが、道具を大切にする心があれば、野球でも書道でも必ず上達すると思います。
書道の道具
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~書道ライフを快適・豊かに~
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書道は才能次第ですか?

「書道は才能次第ですか?」
お客さまからいただいたご質問です。
書道指導していない立場上、えらそうに意見することは出来ませんので、書道を指導されている方に聞いてみました。
回答は以下の通りですので、どうぞご覧ください。

持って生まれた才能というのは確かにあるかもしれませんが、どの世界にも通じるように努力によるところが大きいのではないでしょうか?
訓練や努力をしないで書道をきわめた人を聞いたことがありません。

練習方法はいろいろありますが、単に枚数を重ねるだけでなく、

手本をよく見る
筆法の工夫をする
美しさの表現を学ぶ

など大切なポイントです。
一番の近道は師匠を見つけて教えてもらうことだと思います。

自分の気のつかない点を教えてもらうこと、迷ったときや疑問の解消など直接的に指導いただけるのは大きなメリットです。

以上、世の中の人々に認められる水準に到達するには、まずは努力してみてください。
まずは基本の点画を身につけてください。
書道は努力



寄席などの文字の書体って?

芝居や寄席、番付表の文字は楷書、行書、草書、隷書いずれにも当てはまりませんね。

では何という書体なのでしょうか?

芝居文字は江戸時代、岡崎屋勘六という人が日本橋の堺町にいて、御家流の書道を教えていました。
同じ町の中村座に狂言の看板を頼まれ、勘亭の号を署名します。
通称、勘定流の起源です。

寄席文字は当初「びら文字」と言われ、大衆演芸場の広告びら用に使われていました。
比較的新しい文字なんですね。
橘右近が有名で、通称橘流と言います。

相撲の番付でよく見る文字は江戸文字ともいい、行司が書く独特の書体で、通称根岸流と言います。

以上、3種とも観客の大入りを願って墨色豊かに余白をできる限り少なくして縁起をかついでいます。
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硬筆の練習方法

日常生活にいかせる硬筆は目的によっていろいろな書き方がありますが、
一般的には楷書、行書が多く使われます。

たて書きの楷書の場合、一番多いのは行が中心をはずれて曲がることです。
罫のある便箋などでは、罫を中心として練習してみてください。

次に字の大きさが不揃いになってしまって全体的にバランスがとれていない場合があります。
漢字はカナより少し大きく書くのが普通です。

さらに線の方向が不安定で、右上がりかと思うと右下がり、水平と一定しない字を書く場合があります。
字形が少々悪くても全体のバランスがよければそんなに下手には見えないものです。
バランスを意識して書いてみてください。

練習する場合、何時間もかけて書くよりも手本をよく見て回数を重ねることに重点を置いてみてください。

また小さく書くよりもやや大きく書き、点画のつり合いを覚えましょう。

一気に目覚ましい上達は望めないかもしれませんが、一歩ずつ段階的な積み重ねが大切です。
はじめに書いたものを保管しておいて、回数を重ねたときに比べてみてください。
必ず上達しているのが分かるはずです。
硬筆練習のモチベーションを上げるのに役立つと思いますよ。
硬筆ペン
ペン字テキスト



字典の名前で見かける「字源」って?

1つ1つの文字の起源のことです。

漢字の形成は六書(分類)によると、象形、指事、会意、形声、転注、仮借に分けられます。
そのうち象形、指事、会意、形声は字源にあたります。

何のことかよく分かりませんよね^_^
以下で説明させていただきます。

象形
物の姿形をかたどって作られた文字で、甲骨文字はほとんどが象形で、漢字の原型と言われています。

指事の例
「本」は木の根本にあるものを意味しています。
「未」は木の上の方をあらわし、「末」は木の下の方を意味しています。

会意の例
「休」は「人」と「木」が組み合わされ、人が木に寄りかかって休むことから「やすむ」の意味になります。

形声の例
音声を表す文字と意味を表す文字を組み合わせて、新しい意味を表します。
「河」 「可」で音カを、「さんずい」で水を表しています。

転注の例
ある漢字の本来の意義を他の似た意義に転用すること
「音楽」 「楽」の字を「ラク」と発音して「たのしい」の意に転用するなど

仮借の例
ある語を表す漢字がない場合,その語の意味とは無関係の別の同音の漢字を借りて表します
戈(ほこ)の意の「我(が)」を自分の意を表す文字として使う

また仮名、片仮名の場合は漢字が字源です。

例えば平仮名の「あ」は「安」の草体からできたものであり、片仮名の「ア」は「阿」の一部をとってできたものです。
字典

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墨落としはどうすればよいか?

墨の成分である炭素は、ものに付いて酸化すると強い接着性が生じてとれません。
基本的には洗濯の回数を重ねて薄くするしかないと思いますが、いくつか墨落としの方法をご紹介しますので少しでも参考になれば幸いです。

墨が付いたら、すぐにその部分をつまみ洗いすることが鉄則で、石鹸や歯磨き粉、スミノンαをつけて洗うと落ちやすいです。
ポイントはすぐに洗うということで、時間の経過とともに落ちにくくなります。

では、朱墨はどうでしょう?
もちろん朱墨上記のように洗っていただくのですが、牛乳に浸してから洗うと落ちやすいようです。

夏は白い服を着ることが増えるので特に注意が必要で、汚れてもよい服に着替えるのが無難です。

紙についた墨を消すことは基本的に無理ですが、胡粉でできた白墨を使って誤字を消したりすることはあります。

以上、いくつか墨落としの方法をあげてみました。
書道する以上、墨汚れはある程度避けて通れませんが、気持ちよく学ぶために書道周辺の環境を整える必要がありますね。
墨落とし



定年後、書道していますが上達しません

定年後、書道をはじめる方の共通の弱点は、腕が硬いことのようです。

自己流の字はすべてこの腕の硬さが影響しています。
必要以上に無駄な力が筆に加わるため、線質に流れがなく、転折もイマイチうまくいかないということになってしまいます。
まずは肩の力を抜いて、腕全体にかかる力を弱めてみてください。

その他、眼を閉じて書いたり、筆管の上部を持って書くなどすると改善することがあります。

脳トレーニング、余暇の有効活用を目的に書道教室に参加されている場合は、まずは楽しみに重点をおくのもよいかもしれません。
世間話を交えながら、楽しく書道に向き合うことからはじめられてはいかがでしょうか。
上達のみにとらわれないことが、かえって上達の近道になるかもしれません。
書道



書道をする場合、左ききは直すべきですか?

お客様からのご質問
「子供に書道させたいのですが、左ききは直すべきですか?」

漢字は右手で書くように考案されています。
速く、正しく、美しく書くためにはやはり右手で書いた方がよいかと思います。
(ストレスになるから無理に直すべきではないというご意見もあるようです。)

きき手は習慣によって固定されるものですから、教える時間だけでは到底直るものではありません。
ですから、学校や家庭で常に気を配り注意が必要です。
幼年期ではさほど影響しませんが、小学校以上になると、神経過敏になり他の学習活動にも影響することがあります。
直すのであれば、早い時期の方がよいでしょう。
毛筆習字は字も大きく、筆圧の感覚習得にもなりますので、硬筆と合わせて学習するとよいと思います。
書道