月別アーカイブ: 2015年6月

書道・習字を学習療法としてとらえる

病院やデイケアなどの機関から書道の道具をご注文をいただくことがよくあります。
どのような使い方をされているのか伺ったところ、クラブ活動的な使用のほか、リハビリにも効果的なんだとか。
今回は学習療法としての書道について書いてみました。

書道・習字をする効果としてよく挙げられるのが以下の点です。

1.姿勢矯正に役立つ
2.集中力がアップする
3.気持ちがすっきりし、ストレス解消になる
4.脳の活性化になる

1.姿勢矯正に役立つ

姿勢を正して集中力を上げる。
ご年配者の多くの方がいつの間にか前かがみ、猫背、などの悪い姿勢になっています。
背筋を伸ばして姿勢を正して書く、筆の扱いによって変化する文字の変化、味わいを楽しんでください。

2.集中力がアップする

「書道・習字」は一文字ずつ丁寧に集中して書きます。
集中しなければ書けるものではありませんので、自然に集中力が高まり、習慣化することが可能です。

3.気持ちがすっきりし、ストレス解消になる

集中して文字を書くことは、リラックスと深い関係があります。

4.脳の活性化になる

静かに筆の先まで神経を集中させ、集中力を養うと脳に刺激が与えられ脳トレになります。

書道・習字をすることで、ご年配の方には日常生活にも徐々によい効果を体験することがあると伺います。

尿意を取り戻す、笑顔が多くなった、思いやり深くなった。
という観察も見られるそうで、さらには転倒が減った、会話が通じるようになったという効果です。

「書道・習字なんて、とてもできない。」

と、心配される方もいらっしゃいますが、お手本を見て書く以外にも、お手本を半紙の下に敷いて文字をなぞるだけでもよいのです。

手の震えが気になる方がいらっしゃると思いますが、多少の字の震えた感じも手書きの味わいです。
字を書くことが恥ずかしいと思う必要はありません。

「下手な字で構わない」と心の中で唱えながら書いてみてください。
上手になることよりも楽しい時間を過ごすことを意識して書けばよいのです。

書く文字に関しては、自分の好きな言葉やお名前など、気持ちよく書けるものが一番よいと思います。

お手本と自分の書いたものを見比べながら、どこを改善すべきか考えてまた書きます。

自分で納得できる字が書けたら、家族や友人に直筆で手紙やはがきを書きたいと前向きな思考になり、自信を持てたら本当にすばらしいことです。

書道と学習療法

~書道ライフを快適・豊かに~
大阪教材社
盛喜 一輝 KAZUTERU MORIKI
〒599-8272
大阪府堺市中区深井中町1994-3
TEL 072-277-1237
FAX 072-277-6301
URL http://www.osakakyouzai.com/
E-mail moriki@osakakyouzai.com
LINE http://accountpage.line.me/shodouya
LINE ID @shodouya



書道科で広がる社会人先生

優れた知識や経験がある社会人に都道府県教育委員会が教員免許を与える「特別免許状制度」の活用

書道家が中学の国語で書道を教えたりする「特別非常勤講師制度」の活用が順調に増えているそうです。

特別免許状制度は、多様化する教育課題に柔軟に向き合う手だてとして創設。
教職課程の未履修者に対し、都道府県教委が独自に検定を実施して教諭免許を授与できる制度です。

教員免許を持たない人が教科の一部のみを1人で教えられ、各校から都道府県教委への届け出制となっています。
手続きが簡易なため、88年度の制度導入以降、活用は全国で約2万件を超えています。

文科省は「活動が限定される講師だけでなく、経験豊富な社会人が教諭として学校に入ることで、活性化につながる」とし、今後も特別免許の普及に力を入れる姿勢を示しています。

今後、書道業界においてこの制度の具体的な成果の検証が必要かと思います。

特別免許状

都道府県教委が教育職員検定に基づき授与する教諭の免許状
小中学校、高校の全教科、特別支援学校の一部の教科が対象。
専門的な知識や経験、技能を持つことなどが要件となる。
公立校は都道府県教委が募集し、私立校は学校側の推薦を受けて、検定を実施。
書道授業

~書道ライフを快適・豊かに~
大阪教材社
盛喜 一輝 KAZUTERU MORIKI
〒599-8272
大阪府堺市中区深井中町1994-3
TEL 072-277-1237
FAX 072-277-6301
URL http://www.osakakyouzai.com/
E-mail moriki@osakakyouzai.com
LINE http://accountpage.line.me/shodouya
LINE ID @shodouya



関西でも井上有一

孤高の前衛書家井上有一氏(1916~85年)をしのぶ「狼涙忌-白と黒展」が兵庫県西宮市馬場町のアトリエ西宮で始まっています。

井上氏は東京都出身で上田桑鳩氏(三木市出身)に師事。
現代美術家と交流し、抽象的な表現や「貧」などの一字書に込められた精神性は、海外でも高い評価を受けました。
狼涙忌展は、6月15日の命日に合わせ、86年から開催。
今年は神戸市在住の牛丸好一氏や本田利雄氏ら書家、パリと西宮市を拠点とする松谷武判氏ら美術家の9人が計14点を出品しています。

本田氏が書く「潤」の一字は墨のにじみを生かし、絵画的なボリュームを感じさせる。
松谷氏の「垂直線」は鉛筆の濃淡で、画面を縦に二分割。
深い漆黒が生み出す対比性が強い印象を与えます。
井上有一

アトリエ西宮
〒662-0915 兵庫県西宮市馬場町1−22
6月2~6月7日 11:00~18:00
TEL 0798-22-0322
井上氏の「いいじゃないか」も特別展示

~書道ライフを快適・豊かに~
大阪教材社
盛喜 一輝 KAZUTERU MORIKI
〒599-8272
大阪府堺市中区深井中町1994-3
TEL 072-277-1237
FAX 072-277-6301
URL http://www.osakakyouzai.com/
E-mail moriki@osakakyouzai.com
LINE http://accountpage.line.me/shodouya
LINE ID @shodouya