月別アーカイブ: 2017年2月

簡単に硯の良し悪しを判断するには?

なぜ硯を使うと墨を磨ることが出来るか?

それは、硯の表面に鋒鋩(ほうぼう)とよばれる凹凸があり、その凹凸と墨の摩擦により墨を磨ることが出来るのです。
よって、鋒鋩のキメが細かく、硯面全体がよい硯の条件になります。

でも、肉眼で凹凸を確認することは出来ませんから、以下のことを参考にして良硯を見分けてください。

1.見た目で硯面がしっとりとした感じがするもの
2.息を吹きかけてみて、表面にできた曇りがしばらく残るもの
3.ツメで軽くこすって適度に跡が残るもの

以上、3点が良硯を見分けるポイントです。
但し、3番目は販売している硯に試すのはマナー違反ですので、購入後に試してください。

人の肌のように、吸いつくようなキメ細かさがあり、しっとりとした潤いのある硯を選んでください。

書道専門店 大阪教材社
盛喜 一輝 KAZUTERU MORIKI
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書道に臨書って必要ですか?


書道を習いはじめて数年経ちます。
書道の先生からは、中国の古典を学ぶように言われていますが、正直あまり中国の古典に
興味がなく、練習が億劫です。

そもそも私は、自分の好きな言葉を毛筆で書きたいと思い、書道をはじめました。
早く創作的な書道をしたいと思っており、私の希望と先生のご指導の方向性の違いに悩んで
います。
よいアドバイスをいただければ幸いです。


書道の基本は臨書によって磨かれますから、やはり臨書は外せません。

但し、好きな言葉を好きな構成でのびのび書きたいという気持ち、大いにわかります。
でも、基本がしっかりしてこそ書道であり、作品と言えるのではないでしょうか?

そもそも臨書は単なる丸写しと思われる方もおられますが、実際はそうではありません。
もちろん基本の勉強にもなりますが、それ以上に、その時代や書家の書表現
を肌で感じられるというか、追体験しているというか、…説明が難しいですね。
私は蘭亭序の臨書とか好きですが、
興味がないというのは、なんだかもったいないような気がしますね。

とはいえ、感じ方や考え方は人それぞれですので、中には創作活動を重視される先生もいらっし
ゃると思いますから、探してみても悪くないとは思いますよ。

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仮名を学ぶにあたって 仮名と調和体

仮名の美しさは、つながりのある流れやひびき、書道でいうところの「章法」「連綿」にあります。
仮名はもともと漢字の草書体から簡略化されて発達したもので、この仮名のおかげで文章構成がしやすくなります。
仮名の上達には、つづけ方を追求するだけではうまくいかず、まずは1文字1文字を正確に習い、その後2字、3字と続けた姿を練習します。
墨はあまり濃くせずに、少し薄めにした方がやさしさがでます。
またあまり紙面いっぱいにならないように空間をあけて、清楚である方がいいでしょう。

■調和体について
調和体(漢字かな交じり)の書写は、現代文を書写する上で一番大切なことであるといえます。
点画の多い漢字と省略を追求して完成した仮名、文字の構造として全く正反対の2種をどのように調和させ、美しく書くことができるか。
漢字(強く大きく)・仮名(やさしく小さく)ぞれぞれの特徴を主張しすぎると互いに調和しないので、いかに線質を共通させて、仮名と漢字が渾然一体にまとめることが大切なようです。

調和体というのは、特別な書体があるわけではありません。
万葉集など漢字、平がな、変体がなをうまく交えて、調和の美を追求します。

先にも触れましたように、漢字と仮名では形の大きさ・字画の多さが随分違うため、調和体の知識なく書きますと、一見してその不自然さが目立ってしまいます。
この不自然さを取り除いて、漢字と仮名を調和させるのが調和体の目的です。

■調和体の練習について

漢字は漢字、仮名は仮名というように分けないで一体になるように心がけて練習しましょう。

1.筆は、漢字と仮名の中間のものを使用します。分からない場合は、書道専門店に相談しましょう。
2.漢字の字数が仮名の字数より多い場合、漢字の趣きで仮名を書き、仮名の字数が多い場合は仮名の趣きで漢字を書きます。
3.漢字の次にくる文字には、大きな変体がなを使用しないようにします。
4.漢字から仮名へは無理に連続させないようにします。
5.程度にもよりますが、漢字の画を小さく、細めに書きます。
6.仮名の点画を太めに、やや大きめに書きます。

調和体を練習するときは、以上の6点に気をつけながら書いてください。

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