気になる沖縄知事室の屏風

書道記事
投稿日:2015年8月19日
沖縄に関するニュースで、よく知事室がうつりますが、見るたびに気になるものがあります。それは、知事室で知事ら要人が会談している後ろにある漢字がびっしり書かれた屏風。

屏風に書かれているのは、1458年に琉球王国の尚泰久(しょうたいきゅう)王が鋳造させ、首里城正殿に掲げていた「万国津梁(しん りょう)の鐘」に刻まれている文章だそうです。

「万国津梁」は世界を結ぶ懸け橋という意味。
琉球王国が朝鮮や明、日本と親密な関係を保ち、船で各国へ渡っていたことなど が記されています。

先日8月16日に翁長雄志知事が中谷元・防衛相と会談した第一応接室には、2012年に書家の茅原南龍(ちはらなんりゅう)氏から寄贈された屏風(高さ216cm、幅344cm)が置かれています。

第二応接室には、1995年に書家の豊平峰雲(ほううん)氏から贈られた屏風があります。

屏風にある文章は、15世紀中葉の琉球の海外貿易交流と県民の気概を表現しています。
沖縄県民は万国津梁の意味を広く認識しています。

世界と交流し、ともに支え合う平和で豊かな「美(ちゅ)ら島」を実現しようとの県の目標にも沿っているとのこと。
沖縄知事室の屏風

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