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よくある質問 Q&A
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| Q |
松煙墨と油煙墨に関して詳しく教えて欲しいのですが・・ |
| A |
松煙は、松の木に傷をつけて「松やに」を噴出させ、その部分をそぎ切ります。
その後、小割りにし、山の中に建てた障子小屋で燃やし、障子についた煤をとります。
こうして採る松煙は、燃焼温度にむらがあって大小さまざまな粒子のすすが混在し、複雑な墨色を呈します。
おおむね濃墨では厚みのある艶を感じさせない黒(漆黒)となり、淡墨では青灰色を帯びた墨色になります。
墨が古くなるにしたがって墨色に変化が現れ、一層青味が強くなります。
松煙墨が青墨といわれる理由がここにあります。
墨作りの歴史は松煙の採取にはじまりました。
中国後漢の時代(紀元25〜220)長安の近く終南山の松からすすを採り、墨を作ったのがその始まりです。
油煙の材料は、菜種・胡麻・つばき・桐と様々で中でも菜種油が最適とされています。
油煙は油を入れた土器に灯心をともし、蓋についたすすを集めます。土器式採煙法が永く踏襲されてきました。
油煙は松煙に比べてすすの粒子が非常に細かく、均一です。墨の色は艶と深みのある純黒で、硯あたりも滑らかです。
墨のすり口を見ると、強い光沢があり、良い油煙墨ほどこの光沢が強くなります。
油の種類によってできるすすの品質、墨の色は微妙に違います。
菜種油煙は赤茶を帯びた黒、胡麻油煙は赤みを帯びた重厚な黒、椿油煙は紫を帯びた黒です。
また、油を焚くときの条件、灯芯の太さ、炎の大小によって墨の色がかわります。すすの粒子が細かければ細かいほどよく、最微粒(80ナノ=80/100万ミリ)紫味、次第に大きくなるにつれ、赤味、茶味、青灰味、青味と変化します。 |
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