賞状を書くときの硯選び

硯には和硯と唐硯があります。
好みや硯自体の質にもよりますが、実用的なのは新端渓硯や羅紋硯がよいと思います。
割安で磨墨(すり味)、発墨(墨色)ともまずまずで適当な硯です。

賞状を書く際は、一度に多くの墨量は必要ありませんので、大きい硯は不要です。
6インチ(ハガキサイズくらい)もあれば十分です。
墨色がよく出るものであれば高価な硯も必要ありません。

賞状用の墨液も使われることが多いようです。
定価¥1,260で容量50mlですから、墨液はなかなかの高級品です。
三歌仙 賞状用

硯の手入れに関しては、使うたびに洗ってください。
硯を長く使っていると、鋒鋩が潰れ、硯面に照りが出て、墨のおりが悪くなります。
よく硯を使う場合は、月に2~3回は砥石をかけて硯の鋒鋩を立てるようにしてください。