月別アーカイブ: 2013年7月

自分を救ってくれた本

雑誌「墨 221号」の特集は「わたしの人生訓・座右の銘──人生を豊かにする言葉を書こう!」

sumi

いろんな人生訓や座右の銘を書で鑑賞でき、たいへん興味深い企画でした。
私自信も人生訓的な読書が好きで、仕事で迷いや悩みがあるとき、本に助けられた経験があります。

その中で一部おすすめを紹介させていただきます。

・素心のすすめ 池田繁美
・君に成功を贈る 中村天風
・生き方  稲盛和夫
・あんなぁ よおぅききや 玉置半兵衛
・ツイてる! 斎藤一人
・『フロー経営』の極意 天外伺朗(オーディオブック)
・今日は、心をみつめる日。 衛藤信之
・本調子Ⅱ「プロは逆境でこそ笑う」 清水克衛・西田文郎・喜多川 泰・出路雅明・植松努
・原因と結果の法則 ジェームス・アレン
・バガボンド 井上 雄彦、・吉川 英治(マンガ)

他にもたくさんありますが、パッと思い浮かんだ10冊です。
線を引いたり、何度も読み返して勇気をもらいました。
よろしければ読んでみてください。

 



雀頭筆とは

雀頭筆は字の通り雀の頭のような姿をしており、短鋒筆のなかでも特に短い筆。
なんとも古風なビジュアルです。

雀頭筆と聞くと、天平筆のことを思い出す人がいるかもしれません。
それもそのはず、正倉院に残っている筆のほとんどがこの雀頭筆なんです。

小さな楷書を書くときに重宝するので、写経などに使われることが多いです。
穂先の書き味も鋭いので気持ちよく写経していただけると思いますよ。

御写経筆 小 一休園敏郎作

雀頭筆
画像は、一休園製作の雀頭筆

大阪教材社(大阪府堺市の書道用品専門店)
〒599-8272
大阪府堺市中区深井中町1994-3
TEL 072-277-1237
FAX  072-277-6301
moriki@osakakyouzai.com



写経に向いている筆

最近、流行の兆しがある写経。

改めて当店でもおすすめしていこうと考えており、スタッフみんなで筆を書き比べてみました。
とりあえず今回ピックアップしたのは唐筆6種。
九紫一分羊・双料写巻・大七紫三羊・写巻・下筆春蚕食葉声(火炬牌)・篆刻用小筆 呉昌碩 小(邵芝巌)

一番書きやすかったのは、やはり「写巻 上海工芸 火炬牌

写巻の名の通り、元々は写経用につくられた筆です。
毛はアライグマ、白い毛は羊毛で、毛先の色が違う部分だけを使って書いてください。

次いで書きやすいと感じたのは、以下の2点です。

篆刻用小筆 呉昌碩 小

下筆春蚕食叶声 上海工藝 火炬牌

いずれも穂先がよく利くので、トメ・ハネ・ハライがキレイにでます。
写経するときの筆選びに参考になれば幸いです。

写経向きの筆を試筆

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髪の毛でつくる書道筆

主には胎毛でつくられ、お子さんの誕生の記念にされます。
胎毛とは、胎児の毛ではなく、産まれた子供の初めて切る頭髪で、生後6ヶ月から1年くらいにカットすることが多いです。
私の子供の場合は、なかなか髪の毛が伸びず、3歳の誕生日を迎えてやっとカットできました。
胎毛筆、赤ちゃん筆などと呼ばれます。

書道に使う場合は、身内のお子さんの髪の毛を計画的にカットされます。
出生後、早く刈る程短い毛になってしまいますが、柔らかい毛を得ることができます。

その毛質は獣毛と比較すると、どの獣毛よりも柔らかく粘りが強いという独自の特徴があります。
但し、胎毛の場合は、色が茶系もあれば漆黒系もあり、硬さは一定でなく一括りにはしにくい面もあります。

胎毛筆胎毛筆

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王鐸唐詩六首手巻ご購入のお客様から

昨日、「王鐸唐詩六首手巻」をネット上で購入いただいたお客様から、
「内容が動画で確認できたから安心して購入できた」
と喜んでいただけました。
YOUTUBEに感謝^_^

一般的にこのような書道の本はマニアックすぎて近隣の本屋さんではまず販売していません。
その本屋に予約するか、ネットで探すことになりますが、内容が確認できないため実際に自分で手に取るまで不安なはず。
この不安を解消出来たのはホントよかったです。

左側にある私のプロフィール画像の下の赤いマークがお分かりでしょうか?
このマークがyoutubeにリンクされており、今まで撮影した動画(今日現在で57本)をご覧いただくことができます。
ハウツー・書道パフォーマンス・本の中身など書道系の動画を集めておりますので、よろしければご覧ください。

※よろしけば「いいね」お願いします。

王鐸唐詩六首手巻

王鐸唐詩六首手巻の販売ページ
書道古本屋
http://eco-books.ocnk.net/product/80

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盛喜 一輝
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面相筆について

本来、画用につくられた筆です。
名前の由来は、人や動物の面相がきによく使われることから。

小さな字や細い線を引くのに都合がよいことから、書道にもよく使われています。

穂先が非常に細く、鋭く長いので、人や動物の毛など、細かい描写に重宝します。
先のまとまりがよく、曲線を表現するのに都合がよいです。

見た目の特徴として、穂の付け根が二段になっています。
子軸だけでは細すぎて書きにくいので、適当な太さの親軸が保護しているカタチです。

用途は上記の画のほか、葉書・絵手紙・かな文字・写経などなど。

毛は先のよくきく剛毛やイタチ毛が多く使われています。

面相筆面相筆

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書画で登場する「四君子」とは

当店で扱っている印箋に「四君子印箋」という商品があります。

四君子とは、蘭・竹・菊・梅のことです。
古来中国では、四季を代表するものとして君子になぞらえ、その美しさを讃えてきました。
春は蘭、夏は竹、秋は菊、冬は梅。

水墨画の世界では、四君子の描法の中に調墨や曲線、直線の運筆などの練習にちょうどよい技法が含まれているので、水墨画の基本を学ぶ際によく取り上げられる題材です。

印箋

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硯板について

昔の人々は硯板という板状の硯(池の無い硯)を使うことが多かったようです。
これは日が経って墨汁の膠が固まるのを嫌ったからで、板状ですから使用後のメンテナンスが簡単だったということですね。

最近では流通は少なくなり、池がある一般的な硯ほどの需要もありません。
使い方は、そのまま使っていただくのもOKですが、
弁当箱のような箱に硯板を入れ、その箱の中で磨れば適当な墨量が得られます。

硯板

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写経の道具が売れる理由

最近、写経の道具がよく売れています。
前々からよく売れていましたが、最近特に。

写経のご注文が多いときの理由はだいたい決まっていて、それはNHKで写経の講座があるとき。
でも、今回はそのような番組も無いので、気になって検索してみたんです。

検索結果から判断するに、、、

おそらく、芸能人のしょこたんが写経を始めたという発言をしたからだと思います。
先週もお昼の番組で吉本芸人の小薮さんが京都のお寺で写経をしてきた話をされていたようで、その後数日はその影響であろうご注文が。

芸能人の発言力恐るべし^_^

店舗で購入いただくお客さんを見ていても、30歳代くらいの方が目立ちます。
この世代を中心にちょっとしたブームになっているのかもしれませんね。

写経

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書道筆周辺の用語

書道筆は、「筆管」と「筆鋒」から構成されています。
ですので、本来は「1本の筆」と言わず、「1管の筆」と言います。

筆の穂部分に関して、「筆鋒」と「筆毛」という表現がありますが、この2語は意味が異なります。
毛の性質について言うときは「筆毛」を使い、性能について言うときは「筆鋒」を使います。

「筆鋒」は「筆毛」で造った集合力と開閉力をもったものです。
ですから、「筆毛」を使うとは言わず、「筆鋒」を使うという言い回しになります。

活躍する筆鋒を「活鋒」と言い、雑巾のように引きずりまわす筆鋒を「死鋒」と言います。

筆鋒が筆を含むことを「含墨」と言い、鋒尖から墨を出すことを「攝墨」と言い、筆鋒が活躍した痕跡を「筆跡」と言います。

※「いいね」いただけると嬉しいです^_^

書道筆
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