書道の今後について思うこと

書道
投稿日:2017年3月29日

会津八一は、「文字の規範は明朝体活字だ」と言いましたが、彼自身はどうだったのでしょうか?

会津八一の生き様は、その足跡を辿るとき、「明朝活字」を規範としながらも、古筆を習い、法帖の臨書、反復練習で書道の力をつけました。
そのような基礎、土台があってそう言わしめたのだと思います。

そして、これからの時代の書道は、どう展開していくのでしょうか?

少子高齢化やデジタル化で書道人口減少を危惧する声をよく聞きます。
実際に書道人口が減っているのも事実です。

しかし、文字を書くということは絶えることは無いでしょうし、「書くこと」「読むこと」「書いたものを鑑賞することと」といった用の美をこれまで以上に大切にしたいと思うのです。

今、筆文字の美を長い書の歴史を通じて改めて見つめ直したとき、書道文化の貴重さに気づかされます。
私たちの世代がそうであったように、次の世代にも書道文化を引き継ぐ責任、
それが私たちにはあるのではないでしょうか。

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