甲骨文とは?

書道
投稿日:2020年5月1日
甲骨文

甲骨文とは?

  1. 甲骨文について
  2. 甲骨文の特徴
  3. 甲骨文の臨書 書き方

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甲骨文について

甲骨文は、体系的な文字表現ができる最古の漢字です。
亀甲獣骨文字、甲骨文字ともいいます。
主に占卜(せんぼく)の記録として使われた文字です。

古代の中国では、亀甲や獣骨を火で焼いて破壊し、できた裂け目の形で吉凶を占う習慣がありました。
はじめの頃は占った内容や結果などを文字を使って刻していませんでしたが、第22代殷王武丁以降、亀の甲羅や牛の肩胛骨などに墨や朱で書き、これを鋭利な青銅製の小刀で刻し記録するようになったのです。
今日までに発見された甲骨の量は、10万点を超えるといわれています。

甲骨文の特徴

「改訂甲骨文編」によると、4672文字が確認され、1723文字が解読されています。
文字量からも成熟度の高い文字であることがわかります。
同じ文字であっても、何種類もの形があるため、理解することが難しいと思われがちです。
筆画は直線的なものが多く、曲線が少ないのが特徴です。

甲骨文は董作賓によって5期に分けられ、それぞれ書風が異なり、特徴があります。

第1期    27代武丁の時代           雄偉 ゆうい 大きく雄健である

第2期   28代祖庚・29代祖甲兄弟の時代    謹飭 きんちょく 正しく生真面目である

第3期   30代祖辛・31代康丁兄弟の時代    頽靡 たいび 崩れて弱い

第4期   32代武乙・33代文武丁親子の時代   勁峭 けいしょう 強く鋭い

第5期   34代帝乙・35代帝辛親子の時代    厳整 文字が小さくたいへん几帳面に整っている

書としては、第1期は字体が正しく線も力強い特徴があります。
第5期になると、文字は正確ですが小さく学びにくいので、学ぶには第1期ものが最もよいと思います。

甲骨文の臨書 書き方

筆順は、篆書と同じような解釈で問題なく、上から下へ、左から右へ線をひきます。楷書のように一定のルールがあるわけではありません。

臨書する場合は、まずよく観察してみてください。
字形、1つ1つの線がどうなっているか、どのような質感であるかを正確に把握して、筆づかいを工夫してみてください。
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