鄧石如(とうせきじょ) 清代の書家/篆刻家

書道
投稿日:2020年5月29日
鄧石如(とうせきじょ)

鄧石如 清代の書家/篆刻家

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鄧石如ってどんな人?

鄧石如(とうせきじょ 1743-1805年)は、清代の大変すぐれた書家であり、篆刻家です。
名:琰 後に字の石如を名とし、字は頑伯
号:古浣子・完白山人

生涯官吏の職務には就かず、書道作品・篆刻作品を売りながら、各地をめぐり歩きます。
特に秦篆に新たな息吹を与えた功績が大きい人です。

鄧石如 篆書・隷書の特徴

鄧石如は、各書体をよくしましたが、特に篆書・隷書に優れていました。

篆書は、はじめ唐の李陽冰を、次いで「嶧山刻石」「泰山刻石」を学びました。
当時、篆書は筆毛の先端を焼いて書いていましたが、鄧石如は軟毛を使って、逆入して中鋒にし、晩年には諸体を融合して深みのある書風を完成しました。

隷書は、「史晨碑ししんひ」「西嶽華山神廟碑せいがくかざんびょうひ」「白石神君碑はくせきしんくんひ」「張遷碑ちょうせんひ」「曹全碑そうぜんひ」などを学びます。
筆意は綿で鉄を包むような筆致と評されていました。
その後、枯れた味があって力強い書風へと移行し、晩年には変化自在で、篆書をまじえて円熟味を増します。

楷書は、「瘞鶴銘えいかくめい」・鄭道昭(ていどうしょう)などを学びます。
行書・草書は、篆書・隷書の筆意をまじえ、疏密そみつの配置、結構にも工夫をこらしました。

鄧石如の書は、正統を守るという態度が一貫しています。
加えて、書に対する高い見識と自らの気概による趣きがあります。

鄧石如の臨書 書き方のヒント

篆書の臨書ポイント

  • 蔵鋒と中鋒による運筆
  • 均整で縦長の字形

隷書の臨書ポイント

  • 漢隷(八分)を基盤とした重厚な書風
  • 安定した線質
  • 揚州八怪の隷書と比較する
    揚州八怪ー清朝乾隆期頃に現れた揚州を代表する文人画家。
    汪士慎・李鱓・金農・黄慎・高翔・鄭燮・李方膺・羅聘

鄧石如の篆刻

篆刻は、はじめ何震(かしん)・蘇宣(そせん)の徽派に師事しますが、のちに浙派とも異なる新しい刻風を模索します。
秦・漢の碑碣を篆書に取り入れ、斬新で生命力あふれる躍動を篆刻に応用し、独自の印法を確立し鄧派を興します。
鄧派には、呉熙載、その後徐三庚・趙之謙・黄士陵などが加わりました。

鄧石如の代表的な作品

  • 五言絶句幅
    行書・草書
  • 文語幅
    篆書 若い頃の作品
  • 隷書詩評屏
    隷書 最晩年の作で鄧石如の傑作。古人の詩評を書いた幅で、10幅にわたる大作。

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