揺れない心を育てるには

その他
投稿日:2013年10月30日

私が今、唯一読んでいる漫画、バガボンド。

通常、漫画はGペンやスクールペンというペンを使って描くが、井上雄彦さんは面相筆を使っています。
この筆を使うことで独特の流れるような線や鬼気迫る登場人物の表情を描き出しているのです。

が、私が感じているこの漫画の魅力は画力よりも登場人物の言葉にあります。
登場人物から発せられる言葉がとにかく強く、何度も読み返したくなる程に深い。
共感と学びに満ちています。

武蔵や漫画の登場人物は絶望的に悲惨な環境の中で、もがき苦しみながらも努力と工夫で光明を探ります。

普段の生活で辛いことや嫌なことはあると思いますが、人生において山や谷を経験するからこそ人は成長できます。
そこで重要なことは、環境のせいにせず、自分がその出来事をどう前向きにとらえるか。
いかに苦しみの中に喜びを見つけるか。
考え方ひとつで自分の住む世界が天国にも地獄にもなると思うんです。

「動き続け変わりながら 揺れない心」

 

バガボンド