「JA書道コンクール」ってどんな大会?初心者にもわかる出品ガイド
書道教室に通っていると、先生から「今年もJAのコンクール、出してみない?」なんて声をかけられること、ありませんか?
実はこれ、全国で毎年数百万人規模の小・中学生が参加する超ビッグイベントなんです。
今回は「JA共済 全国小・中学生 書道コンクール」の基本から、入賞を狙うためのおすすめツールまで、ガッツリ解説していきます!
そもそも「JA書道コンクール」って?
正式名称は「全国小・中学生 書道コンクール」。JA共済(全国共済農業協同組合連合会)が主催しています。
目的は、書写教育の振興と、助け合いの心(相互扶助)を育むこと。
歴史もかなり古く、親世代どころか「自分も小学生のときに書いたよ!」というお父さん・お母さん、実はめちゃくちゃ多いんじゃないでしょうか。
まさに親子二代で挑める伝統の大会なんです。
対象学年と知っておくべき応募ルール
まずは「うちの子、出せるのかな?」という疑問をクリアにしましょう。
資格と応募条件
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対象: 小学校・中学校・特別支援学校(小学部・中学部)の児童・生徒
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部門: 「半紙(はんし)の部」と「条幅(じょうふく)の部」
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注意: 幼児部門はありません。未就学児のお子さんは小学校入学まで少し待ってくださいね。
見落とすとマズイ!サイズ規定
作品の寸法はミリ単位で厳格です。間違えるとどれだけ上手に書けていても即審査対象外という悲劇が起こります……。
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半紙の部: タテ約33cm × ヨコ約24cm
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条幅の部: タテ約136cm × ヨコ約35cm(いわゆる「半切」サイズ)
応募は半紙・条幅それぞれ1人1点まで。学校単位で取りまとめて応募するケースがほとんどです。
応募から賞に輝くまでの流れ(地区審査〜全国)
いきなり全国大会へ作品をポンと送るわけではありません。基本は地方からの勝ち上がり方式です。
【夏休み】学校の宿題などで制作・提出
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【秋】地区・都道府県での審査会(まずはここで金賞などを狙う!)
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【冬】都道府県代表となった作品が「全国コンクール」へ進出
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【12月下旬頃】全国コンクールの結果発表&表彰式
都道府県の審査を勝ち抜くだけでも相当スゴイこと。
全国コンクールで最高峰の「農林水産大臣賞」や「文部科学大臣賞」を獲得したら……どれだけ謙虚な人でも少しくらいは自慢してよいと思います!
勝負は道具選びから!JAコンクール作品づくりにおすすめの道具
「なかなか上手く書けないな……」と悩んだら、道具を見直すだけで別人のように線が変わることがあります。特に条幅は道具の差がモロに出ますよ!
1. 筆:条幅なら「太筆9号」で豪快に
半紙なら標準的な太さで十分ですが、条幅(大きな紙)を書くときは穂先が長めで適度なコシがある太筆が絶対おすすめ。毛の持ち手が細すぎると手が疲れるので、軸がある程度しっかりしたものを選びましょう。
2. 墨液:「濃墨(のうぼく)」で立体感を出す
JAコンクールで評価されやすいのは、パッと見の「線の太さ」と「力強さ」。薄い墨だと紙にしみ込んでぼやけてしまいます。少しドロッとした濃墨液(あるいは作品用の高品質墨液)を使うと、黒がギュッと引き締まって紙から文字が浮き上がるような迫力が出ます。
3. 紙:にじみすぎない「練習用・清書用の画仙紙」
初心者や小学生が条幅に挑むなら、「にじみ控えめ」の画仙紙(がせんし)をチョイスするのが無難。墨を吸いすぎる紙だと筆が引っかかってスムーズに動かせなくなります。
4. 下敷き:線が入った「条幅用罫線入り下敷き」
条幅は紙が大きいため、大人でも中心線がズレがち。マス目や中心線がプリントされた下敷きを敷いておけば、文字の配置で迷う時間を一気に減らせます!
入賞を目指す練習のちょっとしたコツ
いきなり条幅の大きな紙に何枚も書きまくるのは体力的にもメンタル的にも消耗するだけなのでNG。
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まずは半紙で字形をマスター(文字のバランスと筆順の確認)
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体全体を使って書く(手首だけで書かず、立ち上がって肘を引くイメージ)
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とにかく何枚も書いてお気に入りの1枚を選ぶ
条幅を書くときは「立ち書き」が基本。体ごとグッと前傾姿勢になって、上から紙全体を見下ろしながら書くとバランスが取りやすくなります。
まとめ
JA書道コンクールは、自分の実力を試す最高のチャンスです。
ルールや作品サイズは年度によって微修正されることもあるので、実際に作品をつくり始める前には、必ず学校から配られるプリントやJA共済の公式ホームページで最新の募集要項をチェックしておきましょう。
夏休みに親子で「あーでもない、こうでもない」と言いながら一枚の紙に向き合う時間。それ自体が、きっと素敵な思い出になりますよ!
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