写経用紙 おすすめは?
- 写経用紙のサイズは?
- 写経用紙の書き方
- 写経用紙の上下は?
- 写経用紙 般若心経用100枚 罫線入&無地 おすすめ
- 写経用紙 なぞり書き用 般若心経 おすすめ
- 写経用紙 藍紙・紺紙 藍紺の写経用紙
- 写経用紙 蓮台 蓮が印刷された写経用紙
- 写経用紙 カラー・料紙 おすすめ
- 写経用紙 マス目入 おすすめ
- 写経用紙 半切(条幅)サイズ サイズで選ぶ
- 写経用紙 観音経 おすすめ
- 写経用紙はどう処分すればよいか?
- 写経用紙 奉納の仕方
写経用紙のサイズは?
写経用紙のサイズは、製造元によって異なりますが、おおよそ縦26×47cmです。
写経用紙の書き方
写経をはじめる環境としては、最低限の清潔さは保っていただくことが大切です。
写経を通して仏さまと向き合うわけですから、是非実践してください。
具体的には、手洗い、うがい、汗をかいていればシャワーを浴びるなどして身を清めます。
周りの環境を整えることも大切で、写経をする机の上の整理、身の回りの整頓など。
これらの行為は、自分にとっても清々しい気持ちではじめられます。
その他、部屋を清める為に、お香をたいたり、数珠を用意して、「はじめさせていただきます。」と頭をさげてからはじめる人もいます。
これらは決して押し付けではありませんので、ご自分に合うやり方ではじめてください。
ただ、自分が集中できる環境を保つということは必要になってくると思います。
静かな部屋で取り組む。
正座が苦手な人は休憩しながらでも結構ですし、正座自体が無理なら正座用椅子などの便利グッズを用意しても構いません。
生理現象に関しては、事前に済ませておくのはもちろんですが、そうはいかない場合もあります。
途中にお手洗いに行きたくなった場合は、「失礼します。」と数珠で手を合わせ、行かせていただきましょう。
いずれにしましても写経をはじめるには、「させていただく」という謙虚な姿勢をもつことが必要です。
それでは実際に書いてみましょう。
まずは手本を書き写すことからはじめられるとよいでしょう。手本を下に敷き、その上に写経用紙を置いてなぞります。
般若心経のお手本を見ると、1行は17字で構成されています。
これは古来からの約束事で、般若理趣経では、「17は清浄の本有を示す」とあり、そこからはじまったという説があります。
臨書は、般若心経の手本を左側におき、手本の字を見ながら書く方法です。
写経を長年されている方は、ご自分で界線を引きますが、はじめは界線入りの用紙を使うのが便利です。
慣れてきたら、灰色か銀色で界線を引いてください。写し終えたら、年月日と謹書と書き、署名します。
内題の書き方
本文の巻頭にある経名です。
「摩訶般若波羅密多心経」など
字間を本文より詰めて書き、字の大きさは本文と同じにするのが決まり事です。
本文の書き方
本文の1行は17字です。
界線からはみ出さないようにしましょう。
写経の作法には「1字3礼」というものがあります。
心をこめて写経を1字書くことに3回礼拝するというものです。
さすがにそこまでして写経をするのは時間的にも大変ですので、する方はあまりおられませんが、「1字3礼」の精神で書くことを心がけて書くことをオススメします。
奥題の書き方
本文の終わりに「般若心経」と書くのが奥題です。
本文の終わりから1行空けるかどうかは決まりはありません。
願文を書く場合は、奥題のあとに1行の空白が必要で、さらに年月日・記名があり、そのあとにもう1行が必要です。
ですから、それらのバランスを考えて奥題を書いてください。
本文を書き終わったら、必ず確認しましょう。
誤字や抜けた字がある場合は、その箇所に点を打ち、その行の上に正しい字を書きます。
願文の書き方
奥題のあとに書きますが、書式に決め事はありません。複数行になってもよく、和文でも問題ありません。
願文例
奉祈願○○家家内安全也
奉祈願○○健康回復也
などなど
写経には雅号は用いないでください。
また、雅印も押さないでください。
写経中に間違えたら
写経の途中では誤字脱字が生じることもあります。
なかなか思うように筆が進まないこともありますが、それでよいのです。
大事なことは途中で挫折しないことです。
写経用紙の上下は?
写経用紙には、紙自体に正しい向きが分かる説明や記述はありませんので、写経用紙に印刷された罫線で判断します。
紙の端と横線の罫線の幅が狭い方が上、長い方が下です。
上の幅は2.6cm、下の幅は3.4cmです。
※市販の写経用紙によって、幅の長さは異なります。
写経用紙 般若心経用100枚 罫線入&無地 おすすめ
写経用紙 なぞり書き用 般若心経 おすすめ
写経用紙 藍紙・紺紙 藍紺の写経用紙
写経用紙 蓮台 蓮が印刷された写経用紙
写経用紙 カラー・料紙 おすすめ
写経用紙 マス目入 おすすめ
写経用紙 半切(条幅)サイズ サイズで選ぶ
写経用紙 観音経 おすすめ
写経用紙はどう処分すればよいか?
メールで問い合わせいただいたご質問です。
心をこめて書いた写経用紙は、写経後どのように扱えばよいのでしょうか。
写経の目的や気持ちの在り方にもよると思いますが、祈願を目的とする写経は、納経をおすすめいたします。
書道の練習としての写経用紙はどうでしょうか。文字の良し悪しは別にして、練習に書いたものでも経文ですから大切なものです。火にくべて燃やしたり、土に埋める方法もありますし、祈願目的同様納経するのもよいと思います。
練習の過程として、綴って保管するのもよいでしょう。
特に気に入った写経用紙を巻物(巻子)や掛け軸、額に仕立てて大切に保管することもよいと思います。
写経用紙 奉納の仕方
供養や祈願などを目的とした写経用紙であれば、菩提寺や近所のお寺に納めて供養してもらいます。宗派の本山、お遍路さんなどの札所や霊場に納めることもあります。
納経は、直接足を運ぶ方がいいですが、ご都合上どうしてもいけない方は問い合わせの上、郵送しても問題ありません。
その際はしっかりと梱包して写経が破損しないようにしましょう。また、納経願いや納経料も忘れずに入れてください。
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