張瑞図 明の書家

書道
投稿日:2020年5月23日
張瑞図の書

張瑞図 明の書家

  1. 張瑞図ってどんな人?
  2. 張瑞図の特徴
  3. 張瑞図 臨書書き方のヒント
  4. 張瑞図の作品
  5. 張瑞図関連の本

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張瑞図ってどんな人?

張瑞図(ちょう ずいと)は、明の書家であり、画家、政治家です。
号:二水(じすい)・果亭山人・白毫菴・平等居士など
書は行書草書が特に優れており、邢侗・米万鍾・董其昌とともに「明末の四大家」と言われています。王鐸・傅山とともに長条幅の連綿書を書いて名高い書家です。
※長条幅-書画の幅で、縦長150cm以上に書かれたもの。明清時代に長条幅に連綿体が流行。

現在の書道家にも大変人気の高い人です。

張瑞図の特徴

孫過庭の「書譜」「草書千字文」や蘇軾の「草書酔翁亭記」をよく学んだとも言われています。
行書草書が最も優れているといわれていますが、小楷を評価する声もあります。
董其昌は張瑞図の小楷を縦筆で含蓄に乏しいものの、率意の趣きに富んでいると評しています。

張瑞図 臨書書き方のヒント

臨書のポイント

  • 柳葉風の線と露鋒
  • 連綿線と行の展開

張瑞図作品は、行書草書の条幅が多いです。
結構は、字の懐を狭め、行間を広くとっています。強烈な筆力で一気に紙をえぐるように書きます。
横画を反らせて、転折では反転させてたたみ掛けるように運筆し、その勢いに乗って連綿します。

筆は羊毛か兼毫筆で、先が利きやや細めが書き易いです。

背勢の造形、文字の形としては扁平です。
筆法としては、すくいあげるような線で、横画が太目に書かれていることに着目します。
偏と旁の文字では、偏が大きく書かれているのが特徴で、縦に伸ばす線は長く、伸びやかに書きたいところです。

単体が多く、連綿はやや少なめです。
臨書するうえで注意したいことは、軽快な筆さばきがゆえに、リズムが単調にならないよう、線の方向にも注意しましょう。

張瑞図の作品

行草作品:西園雅集図記 大作で全文503字を落葉式の筆法を駆使しています。
行草作品:王維終南山詩
小楷  :読易詩二首
大字  :張説幽州新歳作 など

張瑞図関連の本

中国法書選52 張瑞図集
書苑 第五巻・第八号 張瑞図号
張瑞図草書帖 清雅堂
張瑞図墨蹟 清雅堂
張瑞図行草心経 西東書房
張瑞図行草詩帖 西東書房
張瑞図書李白詩巻 清雅堂
張瑞図の書法 條幅・冊篇 広津雲仙編
張瑞図 後赤壁賦 広津雲仙編/墨滴会
書跡名品叢刊 67   明・張瑞図・詩巻三種
書跡名品叢刊 明・張瑞図・西園雅集図記 など
明清行草字典 二玄社(張瑞図も収録されています)

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