王羲之とは

書道
投稿日:2021年7月7日
王羲之とは

王羲之とは

  1. 王羲之ってどんな人?
  2. 王羲之の書 特徴・書
  3. 王羲之の代表作
  4. 王羲之作品のお手本

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王羲之ってどんな人?

王羲之(おうぎし 303 – 361年)は、東晋時代の書家であり政治家です。

字:逸少
出身地:琅邪郡臨沂県(山東省)

右軍将軍の官についたことから、「王右軍(おうゆうぐん)」と呼ばれます。
王羲之は、当時、書において新しい表現方法を生み出したから「書聖」ともよばれています。
王義之の書はたくさんの書家に影響を与えました。唐の皇帝太宗は、自分の墓に副葬させるほど心酔しました。

王羲之は、漢代以来の名門貴族で、琅邪王氏の家に生まれます。
幼少の頃は、吃音のために口が重かったのですが、13歳の頃に周ギの目にとまり世に知られるようになります。
同族の王導や王敦らに一族期待の若者として将来を嘱望されていましたが、王敦が反乱を起こし、王氏は一時危機に陥ります。
王敦の反乱が落ち着いた後、王導と対立する征西将軍・庾亮から請われて彼の幕僚に就任します。その後も王羲之は朝廷の高官から高く評価されました。
中央の官には嫌って就きませんでしたが、友人の揚州刺史・殷浩による懇願を受け、護軍将軍に就任、永和7年(351年)右軍将軍・会稽内史になり、現在の浙江省に赴任しました。
会稽では、謝安らと詩、酒、音楽にふける清談の風に染まっていき、隠逸志向が高まり官を辞し、その地で余生を終えます。

王羲之の書 特徴・書風

現在、王羲之の真跡はなく、搨模本・臨本・法帖に刻されるものなど300種が伝存しています。
八分・楷書・行書・草書・章草・飛白の各体にすぐれています。
王義之は、張芝の草書や鍾繇の楷書を学び、楷書・行書・草書に新しい書風を創出しました。

「王羲之の書の筆勢は、ひときは威勢がよく、竜が天門を跳ねるが如く、虎が鳳闕に臥すが如し」と評されています。

王羲之の代表作

楷書
楽毅論(がっきろん)
黄庭経(こうていきょう)
東方朔画賛(とうほうさくがさん)
孝女曹娥碑(こうじょそうがひ)

行書
蘭亭序(らんていじょ)
集王聖教序(しゅうおうしょうぎょうじょ)
興福寺断碑(こうふくじだんぴ)
喪乱帖(そうらんじょう)
孔侍中帖(こうじちゅうじょう)
快雪時晴帖(かいせつじせいじょう)
平安帖(へいあんじょう)
姨母帖(いぼじょう)
奉橘帖(ほうきつじょう)

草書
十七帖(じゅうしちじょう)
遊目帖(ゆうもくじょう)
瞻近帖(せんきんじょう)
行穣帖(こうじょうじょう)
二謝帖(にしゃじょう)
秋月帖(しゅうげつじょう)
得丹楊書帖(とくたんようしょじょう)
袁生帖(えんしょうじょう)
時事帖(じじじょう)
知念帖(ちねんじょう)
自慰帖(じいじょう)
皇象帖(こうぞうじょう)
晩差帖(ばんさじょう)
大熱帖(だいねつじょう)
転佳帖(てんかじょう)
初月帖(しょげつじょう)
妹至帖(まいしじょう)
長風帖(ちょうふうじょう)
労弊帖(ろうへいじょう)
荀侯帖(しゅんこうじょう)
寒切帖(かんせつじょう)
従洛帖(じゅうらくじょう)
遠宦帖(えんかんじょう)
参朝帖(さんちょうじょう)
弘遠帖(こうえんじょう)
分住帖(ぶんじゅうじょう)
周常侍帖(しゅうじょうじじょう)
謝生在山帖(しゃせいざいさんじょう)

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