戯鴻堂法帖 明代の法帖
戯鴻堂法帖の読み方
げこうどうほうじょう・ぎこうどうじょう
戯鴻堂法帖について
戯鴻堂法帖は、董其昌(とうきしよう)によるものです。
晋の二王(王羲之、王献之)から元の趙子昂(ちようすごう 趙孟頫)に至る晋・唐・宋・元の名蹟を集めて刻したもので、万暦31年(1603)に完成しました。
16巻からなります。
戯鴻堂法帖の内容
董其昌の鑑識をへた法帖だけに内容は精選されており、きわめて高く評価されています。
他方、初拓は精刻であったといわれますが、粗刻を指摘されることもあり、清の王澍には、「古今第一の悪札」と酷評されています。
盛喜 一輝 KAZUTERU MORIKI
大阪府堺市中区深井中町1994‐3