包世臣(ほうせいしん)清の書家

書道
投稿日:2020年7月9日
包世臣の書

包世臣(ほうせいしん)清の書家

  1. 包世臣とは?
  2. 包世臣 書の特徴
  3. 包世臣の代表作品
  4. 包世臣の著作

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包世臣とは?

包世臣は、「ほうせいしん」と読みます。
1775-1855年
清代の書家・篆刻家であり学者です。
字:慎伯・誠伯
号:惓翁

書道研究は、15歳のときに曽祖父から「漢溪書法通解」を与えられ、執筆法を学んだことからはじまります。
黄乙生(こういつせい)らと交流し、書法を深めました。
28歳のとき、揚州にて旅の途次にあった鄧石如に出会い、29歳のとき再会。
書と生き方に強く感銘を受け、終生鄧石如を師と仰ぎます。

多くの後進を育成し、呉熙載(ごきさい)・何紹基(かしょうき)・趙之謙(ちょうしけん)などは包世臣の影響を受けました。

包世臣 書の特徴

包世臣の「逆入平出」の運筆法、独特の執筆法、「気満」などの理念は、実践的な経験から生み出されています。

気満とは? 形にとらわれない自由で活き活きとした書家の思いが作品から伝わること

二王(王羲之・王献之)を追求し、何度も孫過程の書譜を書いています。
帖派の人とみられますが、碑学の理論を実践にうつし、独自の書風をつくりました。

行書・草書は重厚で粘り強いのが特徴です。
書譜の臨書では、王羲之を意識して書いています。

楷書も重厚で、筆の行き届いた書風です。

包世臣の代表作品

張黒女墓誌  55歳の書
臨孝女曹娥碑 66歳の書

包世臣の著作

芸舟双楫」 書に関する理論
「安呉四種」「中一勺」「斉民四述」「小惓遊閣草書」

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