賞状用おすすめの筆 失敗しない筆選び

書道
投稿日:2020年11月9日
賞状におすすめの筆は?

賞状用おすすめの筆 失敗しない筆選び

賞状用に使う小筆は、どのようなものが適しているのでしょうか?

  1. 賞状用 おすすめの筆
  2. 賞状用筆の選び方
  3. 賞状用筆をおろす
  4. 賞状用筆のお手入れ

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賞状用 おすすめの筆

賞状用に向いている小筆は、以下のものがおすすめです。

選毫円健
写巻
双料写巻
大七紫三羊毫

穂先が鋭く、よく揃っており、筆のつくりがしっかりしている小筆を選んでください。
この記事では賞状用としてご案内していますが、写経や小楷用などにもお使いいただけます。

賞状用筆の選び方

賞状を書く時の小筆は、ウサギ・イタチなど先がよく利いてまとまりがある毛質の筆を選んでください。
反対に羊毛やさばき筆は賞状には不向きです。
購入の際は、必ず何の毛を使っている筆か確認してください。

賞状用筆のおろし方

賞状用に新しく筆をおろす場合は、糊で固められた毛をほぐします。
糊を取り除かないと、糊で墨色が濁ったり、墨が粘ったりして書きにくくなります。

穂先の1/3から半分くらいをお好みの長さを指でもみほぐしてください。
ほぐす長さが短いと、先が利いて書きやすく感じますが、その分摩耗しやすく寿命が短い傾向です。(穂先の開きも悪くなります)
ほぐす長さが長いと、先がやわらかく感じることがありますが、摩耗しにくく寿命が延びる傾向です。
個人的には半分くらいおろすことをおすすめします。

ほぐした部分をわずかの水を含ませて、ほご紙で拭いとり、穂先の糊を取り除きます。糊の除去は、1~3回繰り返せばとれます。

ほぐした穂先を濃い墨を含ませ、ほご紙で拭き取り、1~3回繰り返せば筆は書きやすい状態になります。

賞状用筆のお手入れ

書き終わったら、ほご紙で墨を軽く拭き取り、穂先の形を整えます。
小筆の場合、なるべく水を使って洗わないでください。穂先の根元を固めている糊がとれて筆のコシがなくなり、書きにくくなるからです。
キャップは毛が腐ったり、カビがはえる原因になりますので、使わない方がよいです。

書きなれた筆を数本手元において、交互に使うと筆の寿命は延びます。
同じ筆を使い続けると、使えなくなるのも早まります。

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