李東陽・王寵集  書跡名品叢刊117

書道
投稿日:2021年6月12日
李東陽の書

李東陽・王寵集  書跡名品叢刊117

書跡名品叢刊117の李東陽・王寵集は、明時代の李東陽と王寵の作品を集めています。
このページでは、李東陽と王寵についてご紹介いたします。

  1. 李東陽
  2. 王寵

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李東陽

李東陽(りとうよう1447 – 1516年)は、明時代の人で、書もしましたが、政治家・詩人として有名です。
字:賓之
号:西涯
出生地:北京

幼少の頃から書の神童として皇帝にもその名が知られる程の人でした。
18歳で進士になると、その後内閣大学士・礼部尚書・吏部尚書などを歴任します。

当時体制派であった台閣派の詩文の平板さを破り、唐宋八大家の文・盛唐の詩を理想とすべきであるという格調説を唱えます。
その後文壇の主流となって茶陵派と呼ばれました。

詩は格調を尊びつつも、平明でユーモアに富み、特に歴史故事を歌った古楽府(こがふ)の連作は有名です。

書跡名品叢刊に掲載されている李東陽の書は、明時代の影響を感じつつ、線は細いですが、流れの美しい作品です。
篆書を最も得意としたようで、行草を書く時も古篆にもとづいたと言われています。
晩年は、顔法なども取り入れ、おっとりとした書風だったようです。

著書
懐麓堂集(かいろくどうしゅう)
懐麓堂詩話李東陽の書

王寵

王寵(おうちょう 1494-1533年)は、明代の画家です。
字:履仁・履吉
別号:雅宜山人
出生地:江蘇省蘇洲生

詩・書・画に巧みで、篆刻も得意としていました。
書は虞世南・智永・王献之に影響を受け、その後独自のものを打ち出します。
書跡名品叢刊に掲載されている書は、王寵30代の一番よい時期の作品です。

画は黄公望倪瓉の画法に学び、山水を得意としました。
文徴明との親交が深く、後継者とまで言われていましたが、元々病弱な人で文徴明より先に40才で亡くなります。
王寵の書

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