李太白憶旧遊詩巻とは

書道
投稿日:2020年7月31日
李白憶旧遊詩巻とは

李太白憶旧遊詩巻とは

    1. 李太白憶旧遊詩巻の作者
    2. 李太白憶旧遊詩巻について
    3. 李太白憶旧遊詩巻の特徴

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李太白憶旧遊詩巻の作者

黄 庭堅(こう ていけん1045-1105年)は、北宋時代の書家であり、詩人、文学者です。
字:魯直(ろちょく)
号:山谷道人(さんこくどうじん)・涪翁(ふうおう)など

黄庭堅は、黄山谷とも呼ばれています。
蘇軾米芾・蔡襄とともに宋の四大家とされています。
詩においては、蘇軾を師匠とし、宋代の蘇軾・陸游とともに評価が高い人でした。
唐の杜甫を学び、禅から教養と学識を得て、格調高い詩風を完成させます。
黄庭堅は、詩書画ともに評価が高く、「詩書画三絶」といわれています。

黄庭堅の詳細はこちら

黄庭堅は、晩年に張旭懐素・高閑の草書の筆法を得たと自ら言っています。

李太白憶旧遊詩巻について

李太白憶旧遊詩巻(りたいはくおくきゅうゆうしかん)は、黄庭堅による狂草の巻子本(巻物状のもの)です。
サイズは縦37×392.5cmです。

現在は、日本の藤井有鄰館に所蔵されています。

唐の李白の
憶旧遊寄譙郡元参軍詩(きゅうゆうをおもい しょうぐんげんさんぐんによするのし)という一首を書いたもので、友人を送る酒宴で旧友を懐かしんで詠じた作です。

黄庭堅の草書には李白の詩が多い。
李太白憶旧遊詩巻は、黄庭堅の晩年の傑作です。

李太白憶旧遊詩巻の特徴

逸脱の気象が発揮され、思うままに筆を運んで奇趣をうみ、筆は沈着けい健で、篆隷の古法にかなっていると評されています。

明の沈周は「筆力は鬼神に出入し、草聖の名に恥じない」と称賛しています。
同じような狂草に「諸上座帖」「花気詩帖」などがあります。

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